Thursday, September 26, 2013

出ました。

Fragments & Wholes. Thoughts on the dissolution of the human mind, Essays collected and edited by Kenjiro Tamogami, Editions L'improviste, septembre 2013.

私の論文は、Force of the False and Idleness of Memory, pp. 81-112.

この論集は、フランスの思想系と文学系のコラボというのも面白いし、科研の中間報告書を英訳して出版するというのもナイスアイデア。これからもこういう試みが増えていくと面白いと思うんですが。。明治大学の田母神先生にはお声掛けをいただき、本当に感謝!です。

Tuesday, September 24, 2013

9/29 シンポジウム《哲学教育の危機をこえて》@九州大学哲学会

九州大学哲学会


日  時 : 平成25 929日(日) 午前1030分から午後545分まで
                        
会  場 : 九州大学文学部4階会議室


平成25年度大会プログラム

【平成25929日(日)】
10:30 10:40 :開会の言葉

10:40 11:20 :研究発表Ⅰ 10:40-11:10 発表 11:10-11:20 質疑応答)
        題 目 「いき」の外延的構造と風流―ニーチェ哲学を手がかりとして―
        発表者 ディオゴ・ダ=シルバ 氏(九州大学大学院・修士課程)

11:20 12:00 研究発表Ⅱ 11:20-11:50 発表 11:50-12:00 質疑応答)
        題 目 存在の開示を「真理」と言えるか?
        発表者 廣田 智子 氏(九州大学)

12:00 13:00 :昼食 (この間に評議会が開かれます)

13:00 13:30 :総会

13:30 15:00 :特別発表
題 目 「生命の尊厳」について
              発表者  石橋 孝明 氏徳山大学
        司会者  中本 幹生 氏(西南学院大学非常勤講師)

15:15 17:45 :シンポジウム
        題 目 哲学教育の危機をこえて
        提題者 古賀  徹 氏(九州大学)
提題者 藤田 尚志 氏(九州産業大学)
司会者 須長 一幸 氏(福岡大学)


17:45      :閉会の言葉

Friday, September 20, 2013

【ラジオ】ヴェルレーヌへ還れ、どんなに困難でも。。

Ecole
Retour à Verlaine
Retour à Verlaine
Au Collège Verlaine de Lille, les profs enseignent le français ou les SVT, les élèves sont parfois convoqués, la principale gère sorties, sonneries et nouveaux arrivants... Glanés pour "les Pieds su terre" par la romancière Marie Desplechin, 4 portraits, 4 instantanés de l'éducation au quotidien en 2013.

Monday, September 16, 2013

10/20 シンポジウム「今、子どもを想う―児童保護における国と家族の役割―」@上智大学

南山大学社会倫理研究所より情報をいただきました。



          上智大学生命倫理研究所主催・南山大学社会倫理研究所共催シンポジウム
          「今、子どもを想う―児童保護における国と家族の役割―」開催のご案内


 下記のとおりシンポジウムを開催致しますのでご案内申し上げます。皆様のご参加をお待ちしております。


                         記


日 時: 2013年10月20日(日)13:30~17:00(受付開始13:00)

場 所: 上智大学 四谷キャンパス 2号館 17階 国際会議場

報 告: 「少年司法と家庭」 丸山 雅夫(南山大学法務研究科・教授)

     「児童虐待と民法」 水野 紀子(東北大学大学院法学研究科・教授)

     「児童虐待と発達障害」 荻野 美佐子(上智大学総合人間科学部心理学科・教授)

司 会:  矢島 基美(上智大学法学部法律学科・教授)
      竹内 修一(上智大学神学部神学科・教授)

総合司会: 青木 清( 上智大学生命倫理研究所所長)

主 催: 上智大学生命倫理研究所

共 催: 南山大学社会倫理研究所

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参加申込方法・シンポジウム詳細はこちら → http://www.suibe.jp/?p=973
 *参加費無料

Saturday, September 14, 2013

9/27 上野千鶴子×竹井隆人 「〈仲良し=コミュニティ〉を問い直す」

WINCより情報をいただきました。

***

今回はみなさんに、9月27日金曜日に立命館大学にておこなわれる予定の公開対談、《上野千鶴子(社会学者)×竹井隆人(政治学者)「〈仲良し=コミュニティ〉を問い直す」》についてのご案内をお送りいたします。

この公開対談は、竹井隆人さんのご著書『デモクラシーを〈まちづくり〉から始めよう――シャッター通りから原発までを哲学する』(平凡社,2013)の刊行を記念しておこなわれます。

場所は、立命館大学の衣笠学舎、日時は、9月27日(金)の19時30分から21時までです。

詳細は、以下の通りです。

*********以下、転送内容です******************

---------------------------以下転送歓迎--------------------------------


 公開対談のご案内

【題名】竹井隆人著『デモクラシーを〈まちづくり〉から始めよう』(平凡社刊)
        刊行記念公開対談
        上野千鶴子(社会学者)×竹井隆人(政治学者)
       「〈仲良し=コミュニティ〉を問い直す」

【日時】2013年9月27日(金)19時半~21時

【場所】立命館大学(衣笠学舎)創思館303&304教室(3階)
http://www.ritsumei.jp/accessmap/index_j.html

【主催】立命館大学先端総合学術研究科

【共催】株式会社平凡社、週刊読書人

【登壇者】上野千鶴子先生、竹井隆人先生

【司会】明石健五(『週刊読書人』編集者)

【内容】『デモクラシーを〈まちづくり〉から始めよう』は、〈まちづくり〉に従事
してきた竹井隆人氏ならではの、デモクラシーから始める〈まちづくり〉考である。
〈まちづくり〉とは、ほぼ例外なくハード面での整備、たとえば高層ビルディングと
いう大規模で堅牢な建築物を新造または建て替えることをその成果とし、それで「終
わってしまう」ことがほとんどだが、そもそも〈まちづくり〉とは一過性のものでは
なく、日頃から人びとが主体となって、共同してその“まち”を運営し、維持してい
こうとする意欲と営為の継続(つまりデモクラシー)を指すのではないのかと問う。
竹井氏のこうした問いかけは、〈まちづくり〉のみならず、混迷する政治状況に直面
している私たち国民全員に問いかけてられている。これは“まち”だけの問題ではな
いのだ。国家や地方自治体といった、より大きな人びとが居住することを基点とす
る、あらゆる社会にとっても同様のはずだ。本書はそうした考えのもとに、昨今の東
日本大震災において露呈した原子力ムラの存在から、シャッター通り商店街や騒音お
ばさんまで、今日的な問題を例にとり、デモクラシー不在の日本社会の問題を問い直
す試みである。
対談者の上野千鶴子氏は、そんな日本社会における欺瞞の多くをあばいてきた。『家
族を容れるハコ』では、住宅問題にも提起をし、『脱学校化社会』では学校制度にも
的確な指摘をしている。私たちが見失いがちな、「仲良し=コミュニティ」によって
隠されている、似非正義のなかにひそむ真実を、上野氏はいつも見事に見抜いてくれ
る。
そんな二人の対談は、これからの未来を作る学生にとっても非常に刺激的で有益なも
のになると確信している。

【プロフィール】
竹井 隆人(たけい たかひと)
政治学者・㈱都市ガバナンス研究所代表 http://www.toshi-governance.co.jp/
1968年京都市生まれ。現在東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(政治専
攻)。政治学者。ながらく政府系金融機関にて〈まちづくり〉の最前線で従事する傍
ら、研究活動に邁進。これまで学習院大学法学部非常勤講師、立命館大学政策科学部
非常勤講師、日本政治学会年報委員等を歴任。
単著に『デモクラシーから〈まちづくり〉を始めよう』『集合住宅と日本人』(とも
に平凡社)、『社会をつくる自由』(ちくま新書)、『集合住宅デモクラシー』(世界
思想社)。共著に『排除と包摂の政治学』(木鐸社)、『都市と土地利用』(日本評論
社)など。訳書にベンジャミン・バーバー『ストロング・デモクラシー』(日本経済
評論社)、エヴァン・マッケンジー『プライベートピア』(世界思想社・共訳)、エド
ワード・ブレークリー&メーリー・スナイダー『ゲーテッド・コミュニティ』(集文
社)などがある。

上野 千鶴子(うえの ちづこ)
社会学者・立命館大学特別招聘教授・東京大学名誉教授・日本学術会議会員・認定
NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長 http://wan.or.jp/
1948年富山県生まれ。京都大学大学院社会学博士課程修了、平安女学院短期大学助教
授、シカゴ大学人類学部客員研究員、京都精華大学助教授、国際日本文化研究セン
ター客員助教授、ボン大学客員教授、コロンビア大学客員教授、メキシコ大学院大学
客員教授等を経る。1993年東京大学文学部助教授(社会学)、1995年から2011年3月
まで、東京大学大学院人文社会系研究科教授。2011年4月からNPO法人ウィメンズアク
ションネットワーク(WAN)理事長。
専門は女性学、ジェンダー研究。この分野のパイオニアであり、指導的な理論家のひ
とり。近年は高齢者の介護問題に関わっている。
1994年『近代家族の成立と終焉』(岩波書店)でサントリー学芸賞を受賞。『上野千
鶴子が文学を社会学する』(朝日新聞社)、『差異の政治学』『生き延びるための思
想』(岩波書店)、『当事者主権』(中西正司と共著、岩波新書)、『家族を容れる
ハコ 家族を超えるハコ』(平凡社)、『老いる準備』(学陽書房)、『おひとりさ
まの老後』『男おひとりさま道』(法研)、『ひとりの午後に』(NHK出版)、『女
ぎらい』(紀伊國屋書店)、『ケアの社会学』(太田出版)、『ナショナリズムとジェ
ンダー』『生き延びるための思想』(岩波現代文庫)、『快楽上等』(幻冬舎)、
『みんな「おひとりさま」』(青灯社)、『上野千鶴子が聞く 小笠原先生、ひとり
で家で死ねますか?』『身の下相談にお答えします』(朝日新聞出版)など著書多
数。新刊に『<おんなの思想> 私たちはあなたを忘れない』(集英社インターナ
ショナル)、『女たちのサバイバル作戦』(文春新書)。2012年度朝日賞受賞。

【ラジオ】フランス・キュルチュール50周年!

教育テレビはあっても、文化テレビはなく、教育ラジオはあっても、文化ラジオはない日本から見れば、うらやましいかぎりだ。

Radio
Les 50 ans à voir et à revoir
Les 50 ans à voir et à revoir
3 jours durant, vous avez pu suivre en direct, via le net, tous les événements du Palais de Tokyo pour fêter l'anniversaire de France Culture. Retrouvez cet ensemble de vidéos, photos, sons, messages, dans nos 3 pages de live-tweet où se croisent les producteurs et les auditeurs de la chaîne.
Psychiatrie
Demain tous fous ? Le manuel psychiatrique américain de référence (DSM-5) en débat
Demain tous fous ? Le manuel psychiatrique américain de référence (DSM-5) en débat
En direct du Palais de Tokyo à Paris, à l'occasion des 50 ans de France Culture, débat sur le DSM-5 en compagnie de Tobie Nathan, Christophe André, et Mikkel Borch-Jacobsen.
Histoire
France Culture a 50 ans ! - Une autre nuit de radio en liberté
Avec notamment deux Cartes blanches, l'une à Radio Campus qui parle des contre-cultures et lieux alternatifs, l'autre à Longueurs d'ondes qui propose une "déambulation pour somnambules".

【訃報】アルベール・ジャカール死去87歳

Sciences
Le généticien humaniste Albert Jacquard est mort
Le généticien humaniste Albert Jacquard est mort
On a appris ce jeudi le décès hier soir du généticien et militant de gauche Albert Jacquard, disparu à l'âge de 87 ans. Il avait tenu pendant 9 ans, jusqu'en juillet 2010, une chronique quotidienne sur l'antenne de France Culture, Le Regard d'Albert Jacquard.

【ラジオ】モンパルナスタワーの悲しい40周年

Architecture
La Tour Montparnasse a 40 ans
L'un des grands repères de Paris célèbre aujourd’hui un anniversaire au goût amer. La Tour Montparnasse fête ses 40 ans par un son et lumière. Une tour longtemps mal aimée des Parisiens, et surtout plombée par sa construction en amiante.

9/27 筑波大学フランス語デー

いいですね。いろんなチャレンジをしていくことは大切だと思います。

***


<筑波大学 フランス語デーのご案内>

 筑波大学では9月27日に初めての試みとして「フランス語デー」を開催いたし
ます。
 フランス語の魅力やフランス語学習が与える将来への開かれた可能性を,参加
者へわかりやすく紹介するとともに,フランス語学習,検定試験(DELF/DALF,
仏検など),海外留学に関する有益な情報を提供します。
 本学フランス語関係者(学生・教員)の交流の場とするとともに、学外へ公開
し、広く日本におけるフランコフォニーの推進のための機会となることを目指します。

開催日時:平成25年9月27日(金)12:30~
場所:筑波大学 第1エリア 1D204教室
筑波大学筑波キャンパスへは「筑波キャンパスへの交通アクセス
http://www.tsukuba.ac.jp/access/tsukuba_access.htmlをご覧ください。
つくば駅より関東鉄道バス、筑波大学中央行き又は筑波大学循環バス「第一エリ
ア前」下車
入場無料(学外の方の参加を歓迎いたします)

主催:筑波大学外国語センター
共催:筑波大学国際部 筑波大学人文・文化学群
後援:日本におけるフランコフォニー推進会議 ケベック州政府在日事務所
   日本フランス語教育学会 日本ケベック学会
   在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本

プログラム

12:30-14:45 : フランス映画上映 - 留学生の共同生活を描く青春映画 -
 『スパニッシュ・アパートメント』 セドリック・クラピッシュ監督、2002年、122分

15:00 -15:20 : 開会の辞(挨拶)
筑波大学 副学長 ベントン キャロライン ファーン
筑波大学 人文・文化学群長 伊藤眞
筑波大学 外国語センター長 浜名恵美

15:20-16:00 : 来賓挨拶 (フランス語、逐次通訳付き)
日本におけるフランコフォニー推進会議 アメッド・アライタ・アリ会長(ジブチ国大使)
ケベック州政府在日事務所 クレール・ドゥロンジエ代表

16:00-16:30 : 「フランス語学習の魅力」
古石篤子 (日本フランス語教育学会会長、慶應義塾大学教授)

                                                      (16:30-16:40 : 休憩)

16:40-17:10 : 「仏仏辞典の日本観」
野村二郎 (筑波大学名誉教授)

17:10-17:20 : ビデオによる挨拶 「筑波大学協定校留学のすすめ」
青木三郎 (筑波大学教授、グローバルコモンズ国際交流支援部門長)

17:20-17:50 : 筑波大学生による発表「私のフランス語学習」

18:00- : 懇親会         会場:第1エリア スープファクトリー     会費:学生1000円、他3000円

*12:30-17:30 : 会場(1D204)前に検定試験、海外留学、フランス語学習書の展示・相談スペースを設けます。


 ポスターはこちらからダウンロードいただけます。
 日本語版
http://www.flang.tsukuba.ac.jp/fra/JLFposter2013.pdf
 フランス語版
http://www.flang.tsukuba.ac.jp/fra/JLFposter2013fr.pdf

Monday, September 09, 2013

「訴えたら勝てる」

先日ハラスメント研修会があった。そこで紹介されていたパワハラ上司の典型例。いるんだろうなあ…。っていうか、自分も気を付けないといけない。


パワハラ上司はどんな人?

仕事に過剰適応な上司

自己中心型
  1. 「オレについてこい主義」で、他人の言うことに耳を貸そうとしない。
  2. 自分のやり方に自信をもっているのでそれを押しつける。
  3. 自分のやり方への批判を許さない。
過干渉型
  1. 完璧主義で、手抜きを許さない。(他人に厳しい)手取、足取り教えようとする。
  2. 自らの成功体験を語りがちで、相手の置かれた状況を無視して、おせっかいをする(説教が大好き)。
  3. 自分は面倒見がいいと思い込んでいて家族主義を振り回し、プライバシーにまで干渉する。

仕事に消極的な上司

事なかれ主義型
  1. 上の意向を気にして自らの判断をしようとしない。
  2. 失点を恐れて、新しいことにチャレンジしようとしない。
  3. 状況変化への適切な対応や突発的な危機管理ができない。
無責任型
  1. 部下に任せきりで、リーダーシップを発揮しない。
  2. 仕事への不満や処遇上の不満を募らせている(上層部や部下への不満、そしてポジションや処遇への不満)。
  3. 部下などに責任を押しつけて責任回避ばかりする。

この間もまた卒業生から相談を受けた。セクハラとパワハラの交錯ケースである。

《様々な「ハラスメント」が叫ばれるようになった昨今ですが、一会社に浸透するのはまだまだ時間がかかりそうです。セクハラやパワハラに関しては、すでに、「訴えたら勝てる」くらいの経験をいたしました。

いつか機会がありましたら、後輩の皆さんの前でお話させていただけたらと思います。特に、女子学生の皆さんには身近な問題だと思いますので。》


やっているほうは無自覚なので、たちが悪い。「ボクはやってないよね?」などと言って、相手が「もちろんですよ」と答えたら、それでOKと思っている。おめでたいというほかない。ジャイアンがスネ夫に「おい、スネ夫。俺様はおまえのこと、いじめてなんかないよな?」と言ったとして、スネ夫は何と答えるだろうか。もちろん、このジャイアンは、ジャイアンな見かけをしている場合もあれば、出木杉君な見かけをしている場合もある。

ハラッサーが被害者に何度問い詰めても答えは同じであるし、そう問い詰め、自分はハラッサーでないことを証明しようとして、いよいよ距離を詰めようとすること自体、ハラスメントの上塗りでしかない。

このような場合、相手は決して本心を答えない。いや、答えないのではない。答えられないのである。したがって、「なんで嫌なら嫌と本当の気持ちを言ってくれないのか」などとその相手を問い詰めるのは、完全に問題の本質を逸している。

そんな本心が言えるくらいなら、そもそもハラスメントを耐えながら独り苦しんだりはしない。本心を言えない心理状況に追い込まれているから、ハラスメントをハラスメントだと言えないのである。

要は訊く相手を間違えているのだ。自分がハラスメントしているか聞く相手は、セクハラ・パワハラをしているかもしれない当の相手、ではない。静かに問いかけるべき真の相手は自分であり、自分の内面であるほかない。

注意深く見るべきは、相手が自分をハラッサーだとみているか否かではない。自分が相手を本当の意味で、つまり、もしかすると自分の「甘え」が原因で苦しんでいるかもしれない者として、尊重した言動をしているか否かである。

ちなみに、現在ハラスメントに苦しんでいる人たちのみならず、もしかして自分もハラッサー(予備軍)かもと思い始めた人たちにも、幅広くいろいろな本を読むことを強くお勧めしておきたい。「自分は関係ない。そんなもの読む必要はない」と言い張っている人ほど危ないのかもしれない。

被害者にとってはまったく物足りないかもしれないが、牟田和恵さんの『部長、その恋愛はセクハラです!』は、男性にとっては有意義であると思う。

牟田さんの本が物足りなかった女性には、『妄想(セクハラ)男は止まらない 勝利的和解・セクハラ裁判の記録』という壮絶な闘いの記録をお勧めしておく。「心理的監禁状態」、この話はアディクションや共依存の話と無縁ではない。私が、《結婚の脱構築》の一環として、ハラスメントに関心を寄せるゆえんである。

Thursday, September 05, 2013

【ラジオ】機能不全に陥っているフランスの教育システム

Education
Qui a intérêt au maintien en l'état d'un système éducatif qui dysfonctionne ?
Tant les évaluations internationales que les études menées en France même montrent que notre système éducatif fonctionne de plus en plus mal. Mais les familles les mieux dotées culturellement et socialement ont appris à faire échapper leurs enfants à la médiocrité générale. Aussi n'éprouvent-elles pas le besoin de mener les réformes qui bénéficieraient aux autres

Wednesday, September 04, 2013

【クリップ】<婚外子>民法の相続差別は「違憲」…最高裁大法廷

<婚外子>民法の相続差別は「違憲」…最高裁大法廷

毎日新聞 9月4日(水)15時8分配信
<婚外子>民法の相続差別は「違憲」…最高裁大法廷
婚外子差別の違憲判断が示され、「憲法違反」の旗を出す婚外子側の代理人=東京都千代田区の最高裁前で2013年9月4日午後3時18分、小出洋平撮影
 結婚していない男女間に生まれた子(婚外子)の遺産相続分を、法律上の夫婦の子の半分とする民法の規定が、憲法に違反するかどうかが争われた2件の裁判で、最高裁大法廷(裁判長・竹崎博允=ひろのぶ=長官)は4日、「規定の合理的な根拠は失われており、法の下の平等を保障した憲法に違反する」との決定を出した。合憲とした1995年の判例を見直した。

【相続格差以外にも差別】「結婚せずに生んだことへのペナルティーなのか」

 規定は明治時代から引き継がれ、婚外子への不当な差別だとの批判が根強い。菅義偉(すが・よしひで)官房長官は4日の記者会見で「最高裁判断を厳粛に受け止め、立法的な手当てをする。できる限り早く対応すべきだ」と述べ、民法改正案を早ければ秋の臨時国会に提出する考えを示した。

 大法廷は決定理由で「婚姻や家族の在り方に対する国民の意識の多様化が大きく進んでいる」と指摘。差別を撤廃してきた欧米諸国の動向にも触れた上で、「家族の中で個人の尊重がより明確に認識されてきた。子に選択の余地がない事柄を理由に不利益を及ぼすことは許されないとの考え方が確立されてきている」と述べ、今回の裁判の被相続人が死亡した2001年7月には規定が違憲だったと結論付けた。

 最高裁判断は事実上の法的拘束力を持つとされるが、大法廷は「裁判や調停などで確定済みの他の遺産分割には影響しない」と異例の言及をした。既に確定した遺産相続を巡って混乱が起きることを回避するためとみられる。

 2件の裁判は、父親(被相続人)が01年7月と11月にそれぞれ死亡し、東京、和歌山両家裁で遺産の取り分が争われた家事審判。1、2審は規定を合憲とし、婚外子側が最高裁に特別抗告していた。今後は2審の東京、大阪両高裁で審理がやり直される。

 裁判官14人全員一致の意見。民法を所管する法務省の民事局長を務めた寺田逸郎裁判官は審理を回避した。

 最高裁が法令を違憲と判断するのは、戦後9例目。【和田武士、鈴木美穂】

 【ことば】婚外子の相続格差

 民法900条4号はただし書きで「嫡出でない子(婚外子)の相続分は、嫡出である子の相続分の2分の1」と規定。明治時代に設けられ、戦後の民法改正時も「法律婚主義の尊重」との理由で残された。欧米諸国では平等化が進み、主要先進国で規定が残るのは日本だけとされる。

連載第5回

いろいろと忙しく少し遅れましたが、連載の第5回目が掲載されました。よろしければご一読ください。

Tuesday, September 03, 2013

【ラジオ】古代ローマの女性と性

Histoire
Les femmes et le sexe à Rome / Revue France Culture Papiers
Les femmes et le sexe à Rome / Revue France Culture Papiers
Virginie Girod, "Les femmes et le sexe à Rome" (Tallandier) : Virginie Girod a écrit là un nouveau chapitre des études de genre en travaillant notamment sur les sources. Evidemment, ce ne sont pas les témoignages de femmes, extrêmement rares, qui ont constitué la base de son enquête, mais les historiens, comme Tacite et Suétone, Dion Cassion ou Tite-Live, les poètes comme Catulle ou Ovide ...