Wednesday, July 31, 2013

【訃報】笑福亭松喬さん62歳=落語家

<訃報>笑福亭松喬さん62歳=落語家

毎日新聞 7月31日(水)2時32分配信
<訃報>笑福亭松喬さん62歳=落語家
笑福亭松喬さん
 上方落語の本格派として活躍していた落語家の笑福亭松喬(しょうふくてい・しょきょう、本名・高田敏信=たかだ・としのぶ)さんが30日、死去した。62歳。肝臓がんのため闘病中だった。

 1969年、六代目笑福亭松鶴(しょかく)に入門し鶴三(かくざ)を名乗る。早くから実力を発揮し、松鶴は「笑福亭の噺(はなし)を一番うまいこと受け継ぐ」とその芸を認めていた。86年の松鶴死去の翌年、六代目松喬を襲名。

 2011年12月には大阪・ABCホールで6日連続の落語会「ひとり舞台ファイナル」を成功させた。この終了後に、肝臓がんが見つかり入院。昨年4月に復帰したが、今年6月に緊急入院していた。

Thursday, July 25, 2013

7/30 間文化現象学・新世代ワークショップ@立命館

立命館大学「間文化現象学研究センター」主催
『間文化現象学・新世代ワークショップ』


この度、間文化現象学研究センターでは海外の若手現象学研究者(ネイサン・フィリップス氏、シカゴ大学)との交流を目的としたワークショップを開催いたします。皆さま、是非ご参加下さい。


2013年 7月30日(火)15:00~18:00

立命館大学 衣笠キャンパス 敬学館 237教室
(※下記キャンパスマップ10番の建物)

ネイサン・フィリップス(シカゴ大学)
「エトムント・フッサール『経験と判断』における
同一性と差異性の根本形式」
Basic Forms of Identity and Diference in Edmund Husserl’s
Erfahrung und Urteil
池田 裕輔(立命館大学)
「超越論的仮象と現象学的逆説」(仮)
Transzendentaler Schein und phänomenologische Paradoxien


※議論は英語で行います。また、ワークショップ後、懇親会を予定しております。

脱構築研究会

この度、「脱構築研究会」が準備期間を経て正式に発足し、HPが開設されたそうです。

http://www.comp.tmu.ac.jp/decon

ジャック・デリダおよび、彼の脱構築思想と関係する思想家や作家に関心をもつ研究者のために共同研究の場を設け、自由な議論を交わすことを目的としているそうです。よろしければどうぞ。

アンリ・アッレグ逝去

Nature
Le jardin comme lieu de l'intériorité au Moyen-Âge
par Pascale Bourgain, professeur à l'Ecole nationale des Chartes, (Collège de France - séminaire de Philippe Descola)
Europe

Henri Alleg est mort
Il fut le premier à dénoncer publiquement la torture pendant la guerre d'Algérie. Henri Alleg est mort hier à Paris, il allait avoir 92 ans. Journaliste et militant communiste, il avait publié en 1958 son fameux livre, "La Question", un témoignage accablant sur les pratiques de l'armée française. Henri Alleg lui-même arrêté et torturé parce qu'il dirigeait à l'époque "Alger ...

L'Harmattan : PHILOSOPHIE JUILLET 2013


SARTRE ET LA PEINTURE
Pour une redéfinition de l'analogon pictural
Sophie Astier-Vezon
Nous admirons la plupart du temps les peintures vénitiennes du Tintoret dans des conditions défavorables : il en est de même pour les textes de Sartre sur la peinture, disséminés au gré des Situations, parfois inédits. On croit alors y trouver une théorie de l'imaginaire focalisée sur l'irréalité du monde des images. La définition des "arts non-signifiants" dans Qu'est-ce que la Littérature, tout comme les articles sur la peinture, rédigés entre 1954 et 1970 corrigent certaines idées reçues, traçant au sein de la philosophie sartrienne une nouvelle approche, plus "matiériste" de l'art.
(Coll. Ouverture Philosophique, 29 euros, 288 p., juillet 2013) EAN : 9782343010564
EAN PDF : 9782336320878  EAN ePUB : 9782336670966

UTOPIE, ÉCOLOGIE, ÉCOSOCIALISME
De l'utopie concrète d'Ernst Bloch à l'écologie socialiste
Arno Münster
Composé de plusieurs conférences récentes, cet ouvrage s'efforce de jeter un pont de l'utopie concrète, comprise comme projection des désirs et des rêves de l'avènement d'un monde meilleur dans le champ de réalisation du possible, vers l'utopie écologiste prônant la transformation du rapport de l'homme à la nature et à l'environnement. L'écosocialisme est défini comme refondation du socialisme, à l'entrecroisement d'un marxisme/socialisme rénové, avec le paradigme écologique.
(Coll. Questions contemporaines, 17 euros, 170 p., juillet 2013) EAN : 9782343003412
EAN PDF : 9782336320106  EAN ePUB : 9782336670195

アルノー・ミュンスターは20世紀前半のドイツ思想の専門家。

Colloque "Métaphysiques comparées: la philosophie à l'épreuve de l'anthropologie", Cerisy, 26 juillet-2 août

ヴィヴェイロス・デ・カストロやブリュノ・ラトゥールら主催の今年のスリジーが明日開幕。
ケックやマニグリエなど友人も出ているので宣伝をしておきます。

CALENDRIER PROVISOIRE :

Vendredi 26 juillet
Après-midi:
ACCUEIL DES PARTICIPANTS

Soirée:
Présentation du Centre, du colloque et des participants


Samedi 27 juillet
Matin:
Politiques de l'altéritéEduardo VIVEIROS DE CASTRO: L'autre métaphysique et la métaphysique des autres

Sur les différents modes de comparaison
Elisabeth POVINELLI: Geontologies: Indigenous Worlds in the New Media and Late Liberalism

Après-midi:
Marilyn STRATHERN: Unlikely comparisons: Connections, relations and their friends in other epochs
Gildas SALMON: La comparaison ontologique à la lumière de l'histoire de l'anthropologie


Dimanche 28 juillet
Matin:
Langage philosophique et concepts vernaculaires
Peter SKAFISH: "Multiperson" and "Dividual": Critic and Metaphysics of The Individual
Veena DAS: What is an Example? Repetition and Newness in Indian Poetics

Après-midi:
Bruno LATOUR & Isabelle STENGERS: Négociation diplomatique avec des Modernes qui chercheraient à se présenter enfin convenablement aux autres collectifs


Lundi 29 juillet
Matin:
Claude IMBERT: Philosophie et anthropologie: une histoire en spirale
Baptiste GILLE: Une ou plusieurs ontologies? L'anthropologie à la recherche du multiple

Après-midi:
DÉTENTE


Mardi 30 juillet
Matin:
Comparer et partager, la question de l'universel
Philippe DESCOLA: La pensée sauvage / des sauvages: enjeux philosophiques et anthropologiques
Eduardo KOHN: How Forests Think

Après-midi:
L'âme, la guerre, la mort d'un point de vue comparatif
Stefania PANDOLFO: Autour du "tadiyyqu al-nafs", concept de l'étouffement de l'âme et de son contrepoint avec la "pulsion de mort" (todestrieb) en psychanalyse. Une réflexion en anamorphose à partir d'une pensée / pratique dans le champ de l'Islam contemporain
Anne-Christine TAYLOR: Quel type de critique l’anthropologie produit-elle?


Mercredi 31 juillet
Matin:
Les Science studies face à la question de la nature
Frédéric KECK: Les frontières d'espèces comme problème métaphysique
Hélène MIALET: Rethinking the knowing subject: Cyborg, Actor Network, Collective Individual and the Distributed Centered Subject

Après-midi:
Notre identité face à l'"autre" ethnologique
Matei CANDEA: Internal Comparisons: The Problem of Taking Euro-Americans Seriously
Pierre CHARBONNIER: Les formes de la réflexivité et la tâche de la philosophie. L'exemple du concept de nature


Jeudi 1er août
Matin:
Du particulier au général, ethnographie et philosophie
Morten PEDERSEN: Moving to Remain the Same: Towards an Anthropological Theory of Nomadism
Arnaud MACÉ: L'invention grecque de la Nature: une route alternative

Après-midi:
Le pluralisme ontologique et la question de la véritéPatrice MANIGLIER: L'Etre en tant qu'Autre: l’ontologie comme Discipline comparée
Martin HOLBRAAD: The poverty of anthropology: ethnographic aporia at the limit


Vendredi 2 août
Matin:
Discussion générale

Après-midi:
DÉPARTS

Wednesday, July 17, 2013

Olmsの関連図書

1)富田先生、Olmsからすでに四冊出されていたのですね。

Yasuhiko Tomida
Locke, Berkeley, Kant
From a Naturalistic Point of View.
2012.
XVI/220 S.
Paperback
Series: PHILOSOPHISCHE TEXTE UND STUDIEN Band 112

2)ベント・プラドJr.、またしてもルノー・バルバラスによる翻訳。やっぱり彼のこういう地道な姿勢、すきだな。

Bento Prado Jr.
Erreur, illusion, folie
Essais. Traduit du portugais (Brésil) par Renaud Barbaras.
2011.
146 S.
Broschur
Series: EUROPAEA MEMORIA, REIHE II: TEXTE Band 8

3)ブラジルで出会ったラカニアンの著書。

Vladimir Safatle
La passion du négatif: Lacan et la dialectique
2010.
334 S.
Englische Broschur
Series: EUROPAEA MEMORIA, REIHE I: STUDIEN Band 81

Saturday, July 13, 2013

【クリップ】時間をムダにする人の口グセ

時間をムダにする人の口グセ

プレジデント 7月8日(月)8時45分配信

(…)
以上の「時間がない」「寝てない」というのは、誰にも聞かれていないのに思わず口から出てしまう言葉ですが、相手とのやりとりの中でつい、口にしてしまう口ぐせもあります。
 まず若手が上司に言ってしまいがちな口グセとしては、
 「わかりました」
 これはやっかいです。期限も聞かず、アウトプットのイメージも確認せず、「わかりました」と言うから安心していたら、結局出てきたものがめちゃくちゃだったり、クライアントに「ポイントがズレている」なんて言われたり……。その場を切り上げたいだけなのかもしれませんが、わかったふりをするのは不毛ですよね。

 また、上司や取引先などに対して言いがちな
 「すぐに対応します」
 「できるだけ早くお返事します」

も要注意だと思います。時間の感覚は人によってバラバラですから、そういう相対的な表現は誤解のもとです。まぁ、あえてそう言ってごまかすときもありますけど(笑)。

 具体的に「明日の午前中までに」などとノルマを課して計画を立てないと、物事って進まないと思うんです。上司と部下の間でも、ちゃんと期限を聞いて、無理を言われたら「明後日の午後までならできます」、あるいは「この仕事の締め切りもあるんですけど、どちらを優先したらいいですか? 」と尋ねてプライオリティを明確にすることが大切ですね。

 逆に、部下の時間を奪う上司の口グセもあります。それは、

 「じゃあ、みんなで話すか」

 みんなで話すこと自体はいいと思うんですけど、ノーアイデアで臨まれても困ります。10人集めたら、10人×1時間で10時間。10万円くらいの価値があるってことですよ。部下も部下でそれぞれみんな仕事があるし、巻き込んで仕事をしているふりをされるのは迷惑です。

一方で、

 「さっき送ったメール、見た? 」

 なんて、携帯に電話をかけてくる人もいます。
急いでいるなら最初から電話をかけたらいいじゃないですか。「ちょっと急ぎの相談があるんだけど、今、大丈夫? 」って電話である程度説明して、詳しいことは後でメールしてくれればいいのに、先にメールを送って5分後に「おい、メール見たか」。おかしいですよ。詳細が先で概要が後って、普通ないでしょう。でもメールと電話は、なぜかそれがありうるんですよね。

 職種にもよるでしょうけど、相手がメールに張り付いていることを前提にしないでほしいですね。タイムラグがあるからメールが便利なわけで、即効性を求められても困ります。

 そうなるとPCや携帯電話、スマホに張り付くようになって、いつも何か来るんじゃないかとおどおどして仕事が受け身になってしまうし、それでほかのもっと重要でじっくり考えるべき仕事に時間が取れない、という悪循環に陥るんです。メール基点で組織の生産性が落ちるという典型例ですね。

Thursday, July 11, 2013

【クリップ】「仕事の速い人」はなぜすぐ腹を立てるのか

「仕事の速い人」はなぜすぐ腹を立てるのか

PRESIDENT 2009年6月1日号
ゾム代表取締役社長 松下信武=文

全文はこちら。

仕事を早く片づけようとして陥る落とし穴


企業で「切れ者」とか「仕事師」と評判の高い人が、「瞬間湯沸かし器」とか「おこりびと」などの別名でひそかに呼ばれていて、そのような上司の前で、顔がひきつり、体を硬直させた部下が直立不動で立っている場面を目撃したビジネスパーソンは多いのではないだろうか。「切れ者」タイプの人は仕事が速く、どんどん仕事を片づけていくので、経営者の覚えもめでたく(ときには経営者も同じタイプであったりする)、パワハラに近い言動があっても、周囲も遠慮して何も言えない。そのような仕事の速い人には、なぜすぐに腹を立てる人が多いのだろうか。
(…)
まじめなビジネスパーソンほど、見通しがきかない状態を不愉快に思い、できるだけ早く仕事をやり遂げようとするといえる。(…)仕事が速いことの副作用がこの程度であれば処方箋は簡単で、情動コントロールの基本的なスキルを学べば、落ち着いて周囲の人と接することができる人に変身できる。しかし、仕事が速いことの裏側にはさらに深刻な問題が潜んでいる。
今日、世界には情報が満ち溢れている。しかし、私たちは複雑な世界をなんとか理解しようとして頭を働かせる。アメリカは最近あれほど推奨してきた時価会計主義を変えようとしている。その事象と、たとえばノルディックスキーで競技ルールが変えられたため、日本のノルディックスキーは長年メダルから遠ざかってしまったことを結びつけ、欧米は自分の都合が悪くなるとルールを変える、と考えると、西洋社会について何か理解したような気になる。私たちは複雑な現象を理解するとき、ステレオタイプ(型にはまった画一的なイメージ)化しようとする。人間の認識力や情報処理能力には限界があり、周囲の人々や出来事をできるだけ単純化して理解しようとする。(…)たとえば、ある営業所の売り上げが落ちてきたとき、「営業所長のAさんでは無理だよ」とか「あの地域は売れないよ」などと、問題を単純化して、営業所長の首をすげ替えたり、商品構成を変えたりする。

組織内には「くまのぷーさん」的人材が不可欠である

現代のビジネス社会では、拙速が尊ばれるために、安易なステレオタイプ化がどんどん広がっていく。大量情報の負荷を軽くするために、ものごとや人間をある程度ステレオタイプ的に理解することはそれなりの効果もあるのだが、その副作用に気がつかないと、組織はとんでもない方向につきすすむことになる。山本七平は第二次世界大戦中の日本陸軍の病理的な思考をあざやかに解明した人だが、彼はその著書で「日本軍の行き方は常に『速戦即決、前面の敵を片づける』のである。――片づける、明らかにわれわれは常に何かを片づけようとし、片づかないと『自分の気持が片づかない』。従ってこの片づけの前提は、先験的な枠にはめられた『絶対的な見方』の基礎をなす心的秩序なのである」と述べている。
あなたの会社は目の前の赤字に対して、「速戦即決」的に安易な経費節減策だけで、赤字を「片づけ」ようとしてはいないだろうか?
ステレオタイプ的にものごとや人間をみることで、ものごとや人間を「片づける」心理になりやすく、「絶対的な見方」に縛られるリスクを高めてしまう。手早く「片づけて」しまうために、仕事は確かに速くなるのだが、「絶対的な見方」はうつ病や人格障害の温床でもあり、抑うつ、軽蔑、嫌悪、苛立ちなどの情動を引き起こしやすくなる。先に紹介したPNSのスコアが高い人は、ステレオタイプな理解をしやすいという傾向がみられ、かつ、神経過敏な傾向もある。つまり仕事の速い人(もちろん仕事の速い人全員ではないが)は、ステレオタイプな思考をしやすく、ちょっとしたことでいらいらしやすくなる、ということになる。
仕事の遅い人は、(…)多様な視点からものごとや人間をみつつ、柔軟に、安定した情動をもって仕事をしている貴重な人材なのである。ディズニーのアニメーションでたとえれば、「くまのプーさん」のような人である。「くまのプーさん」はゆったりと生きているが、ときおり仲間が考えつかないような意見を言って、仲間に新しい気づきを与える。成果主義的人事施策をとると、仕事の速い人を高く評価しがちになる。そのために、せかせかと動きまわる人が多くなり、固定的なものの見方が蔓延し、組織は、あたかも帝国陸軍のように崩壊していく。そのリスクを小さくするために、仕事は遅いが、多様な視点にたち、柔軟に考える人材が必要なのである。(…)
ステレオタイプ的に考えがちな人のための処方箋として、「哲学」を学ぶことをおすすめしたい。哲学が「帝王の学問」と考えられるのは、テキパキと決断をしなければならない帝王が、固定的なものの見方に陥ることを予防するために哲学が有用だったからだと思う。哲学の勉強は時間がかかる。ビジネスの第一線で働く人たちにとって、そんな悠長な時間はないと思われるかもしれない。しかし、急がば回れ、である。悠長な時間がないからこそ、悠長に考えなければならない。(…)
企業の昇進階段を上っていく人は、熟達という観点からすれば、当然仕事は速いし、そのこと自体は企業にとっても、本人にとってもプラスであろう。しかし、熟達すると、セルフエフィカシー(自分がある状況で、あることができる能力があるという意識)が高まる。(…)セルフエフィカシーの高い人が、期待した処遇や敬意を受け取れないと、不平をもったり、憤激しやすくなる。有能な女性が、同じ能力をもっている男性に比べて、昇進ができないとか、給与が安いときの心理状態を思い浮かべていただきたい。
仕事の速い人は、おまけに社会的地位が高いため、自分は自分の意見や感情を表現できる権利があると思いこむことがある。部下が、自分の意見に反対したり、自分が期待している尊敬の気持ちを表現しないと、かっとなってしまう。このような上司は傲慢であるとか、パワーハラスメント的な人と、部下から思われるリスクがある。傲慢はセルフエフィカシーのないことの裏返しの虚勢であるが、セルフエフィカシーと報酬期待のマトリックスから生まれる怒りと誇りと軽蔑のまじりあった情動は、能力と成果の裏付けがあるだけに要注意である。セルフエフィカシーが高くすぐに腹を立てる人には、セルフエフィカシーと、受け取る報酬への期待を切り離すことが有効な処方箋だと思う。

セルフエフィカシーは自分の努力で高めることができるが、受け取る報酬は、相手次第である。成果をあげたときには、それにふさわしい処遇を受けたい気持ちが起きても当然だが、受けることができることもあれば、できないこともある。自分ではどうすることもできないことに心を煩わせるのは愚かなことではないだろうか。

クリックすると拡大。特に高得点者の「弱み」に注目。

ビジネスPNS:どのくらいあなたにあてはまるのかを感じるままに、答えてください。
40点未満の人(ビジネスPNSが低い人)】

強み
考え方が柔軟で複雑な状況を正確に観察することができます。先入観がなく出会った人をあるがままに理解することができるために、異文化適応力が高く、いろいろな文化的な背景をもった人たちを束ねるリーダーとして力を発揮できるでしょう。新しいものに対する好奇心もあり、学習能力が高いと期待できます。

弱み
考えすぎて決断がおそかったり判断があいまいなリスクを抱えています。そのため仕事も遅く、ときには怠け者ではないかと誤解され、思考力が鈍っていると思われたりします。部下の能力評価をできないときがあり、そのために能力不足の部下に重要な仕事を任せてしまい、大きな失敗をしてしまうリスクがあります。

弱み克服のポイント
意識的に優先順位をつける習慣を身に付けてください。選択肢を考えるとき、選択肢の数を制限することも、弱みの克服につながるでしょう。1日のうちの何時間かは、自分の業務に集中して、仕事の期限を厳しく守るように心掛けてください。デスクは棚が乱雑なときは、「みえる化」をして仕事の効率をあげてください。


40点以上の人(ビジネスPNSが高い人)】

強み
決断力があり、スケジュール通りまたはそれ以上のスピードで仕事をすすめていきます。複雑な事象を整理して課題をどんどん解決していくことができます。納期をきちんと守り、ミスが少なく、顧客からの評価も高いでしょう。勤勉に努力をし、責任感があり、まじめで、会社にとって必要な人材と高く評価されています。

弱み
頭が固いと周囲から思われることがあります。仕事は速いですが、効率的であると一度判断すると、やり方を変えようとしない傾向があります。仕事に失敗した部下には、次のチャンスを与えないなど、一度押した烙印を消さないところがあります。自分の考えと違ったやり方を部下がするといらいらする傾向があります。

弱み克服のポイント
仕事を急いで片づけようと思ったとき、北京オリンピックで北島康介選手がコーチから言われた言葉「ゆっくり泳ぐ勇気をもて」を思い出してください。ものごとや人間を型にはまった見方だけで片づけようとしていることに気づいたとき、自分の思考にストップをかけ、いくつかの視点から見直しをしてください。

Wednesday, July 10, 2013

近況(7月初旬)

通常の授業・学内の仕事・学外の仕事・学会関連業務などをこなしているだけで、疲労困憊して一日が終わっていきます。。相変わらず非常にタイトな感じです。。なんかいいことないかなあ。。

07/15 第4回連載締切
07/20 09シンポ原稿締切
07/30 仏文WS原稿締切
08/02 九哲原稿締切
08月上旬 勉強会
08月中旬 重要業務・第5回連載締切 
08月下旬 重要業務
09月上旬 重要業務
09月中旬 勉強会
09月29日 九哲
10月下旬 仏文学会
11月初旬 国際シンポ

7/13 人文社会科学系若手研究者セミナー@恵比寿・日仏会館

私も関わっております若手研究者セミナーの告知です。注目の若手の方々のイベントです。奮ってご参加ください。

***

今週の土曜日、日仏会館にて、以下の要領で「人文社会科学系若手研究者セミナー」が行なわれます。ご参加をお待ちしています。
 
なお、事前の参加登録が必要です。
参考URLはこちら
 
伊達聖伸
 
====================
 
人文社会科学系若手研究者セミナー
 
2013713日(土)14 :0017 :30
日仏会館501会議室
(東京都渋谷区恵比寿3-9-25 JR恵比寿駅より徒歩10)
入場無料

今回の若手研究者セミナーは、藤岡俊博、渡名喜庸哲、工藤晶人の各氏をお招きし、それぞれの専門性を踏まえた研究成果や現在の関心のありかを、専門外の聴衆にもよくわかる語り口で話していただきます。
藤岡氏は、フランス哲学・ヨーロッパ思想史を専門とし、論文エマニュエル・レヴィナスと「場所」の倫理』により、第3回東京大学南原繁記念出版賞(東大出版会より刊行予定)を受賞しています。アラン・カイエの『功利的理性批判』(以文社、2011年)の訳者でもあります。
渡名喜氏は、フランス哲学・社会思想を専門とし、藤岡さん同様レヴィナス研究者です。ジャン=リュック・ナンシー『フクシマの後で』(以文社、2012年)、ジャン=ピエール・ルゴフ『ポスト全体主義時代の民主主義』(青灯社、2011年)などの訳書を刊行しています。
工藤氏は、フランス植民地史が専門で、とりわけマグリブを主なフィールドとしています。今年3月に単著『地中海帝国の片影――フランス領アルジェリアの19世紀』(東京大学出版会、2013年)を刊行しています。
哲学・思想・歴史を横断しながら自由に討議する開かれた相互啓発の会にしたいと思います。ふるってご参加ください。それぞれの論者は発表が45分、討論15分を予定しています。
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14h00  開会 三浦信孝・廣田功
14h10 
藤岡俊博(滋賀大学准教授)
MAUSS運動と贈与論の展開」
15h10
 休憩
15h20 
渡名喜庸哲(東洋大学国際哲学研究センター研究助手)
「エマニュエル・レヴィナスと「フランス・ユダヤ人」のゆらぎ世界イスラエル連盟をめぐって」
16h20 休憩
16h30工藤晶人(学習院女子大学准教授)
「オリエントは他者か――アルジェリアの東洋学文献を読む」

17h30 閉会

Tuesday, July 02, 2013

【リマインド】7/5-6 マルク・ベルナルド氏講演会《移民と住居》

みなさま

お世話になっております。

次回の一橋大学CGraSS(ジェンダー社会科学研究センター)の公開レクチャーが7月5日(金)に迫りましたので、リマインダーを流させていただきます。
講師のマルク・ベルナルドさんは、フランスにおける移民の住宅問題、また外国人収容施設に関する社会学的調査研究を精力的に進めてきました。今回の講演では、フランスでその数が増大している非正規滞在者(「不法移民」)の収容キャンプの問題を取り上げ、部のジェンダー構造についてお話しいただく予定です。
みなさま、どうぞふるってご参加ください。
また関心のありそう方々に、どうぞご周知いただけますよう、お願い申し上げます。

森千香子


---ここから転送・転載歓迎-----------------------------------------------------------------------
○第21回CGraSS公開レクチャー/国際交流セミナー
●題目:「不法移民」収容キャンプ内部のジェンダー構造
●講師:マルク・ベルナルドさん(ルアーブル大学社会学部教授)
●日時:2013年7月5日(金曜日) 16:30~18:30
●場所:一橋大学東キャンパス マーキュリータワー 5階3508
●使用言語:フランス語(通訳あり)
●司会:森千香子さん(一橋大学法学研究科・准教授)
●内容:グローバルな人の移動は増加し続けていますが、先進国を中心に国境管理が軒並み厳しくなり、滞在許可を持たない外国人の取り締まりが強化されるなか、彼/彼女らを収容する施設が世界中につくられています。こうした施設とその周辺部では何が起きていて、その内部にはどのようなジェンダー構造があり、女性はどのような状況におかれているのか。こうした点について、非正規滞在外国人の収容キャンプを調査してきたベルナルドさんに解説していただきます。 予約は不要です。使用言語はフランス語、通訳あり。
●講師紹介:社会学者。グローバリゼーションの影響下における移住労働者の居住空間と国家、市場の関係を分析。近年は非正規滞在外国人の居住空間を調査。主著に Captures (2012), Camps d’étrangers (2008)など。
●後援:日仏会館フランス事務所/projet ANR-JSPS chorus ILERE
●お問い合わせ先:ジェンダー社会科学研究センター cgrass(a)soc.hit-u.ac.jp ((a)を@にかえて送信してください。)
●HP http://gender.soc.hit-u.ac.jp/
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☆追記 なお、ベルナルドさんの来日に伴い、以下の催しが日仏会館で開かれます。あわせて情報を周知していただければ幸いです。
http://www.mfj.gr.jp/agenda/_data/2013-07-05-06-07_Politiques-logement.pdf

【ラジオ】一人ぼっちの女性(たち)

Littérature Française
Seule(s)
"Seule(s") est l’histoire fragmentée de trois figures de femmes vendues comme des marchandises à travers l’Europe pendant, ou après, un conflit armé. Trois figures qui racontent, dialoguent, monologuent. Nita, Mina, Sonia. Mais peut-être ne sont-elles qu’une seule et même femme, à ...