Wednesday, December 02, 2009

のんびり繋がっていく

かなり遅れて出した宿題のような夏休みの日記に書いたように、8月13日に『冬の兵士』朗読会に偶然参加した。

反戦活動に予期されるような暑苦しさもなく、京都的な、のんびりまったりした、けれど決して流されないぞという気持が心地よかった。まさに「かぜのね」にふさわしい。

何人かの普通の人たちが、それぞれの年齢に近いイラク占領に関係した人々――兵士、女性兵、兵士の家族たち、イラクの子供たち――の証言を読み上げる。ただ、それだけのことが、私たちの心を打つ(京都人たちによる朗読風景は上記ページより。私の姿も一部映ってますね…)。

…という話を、その数日後、福岡から遠からぬ町に住む、仲のいい、知り合いの牧師さんに興奮冷めやらぬうちに話した。いや、話したことさえ忘れかけていたのだが、最近会ったとき、今度自分の教会でも、朗読会をやってみることにしたと言っていた。

話 してみるものだなあ。開かれて繋がる、とまでかっこよくは行けないのであるが、のんびり繋がっていくのだなあ。こういうことも「哲学」と関係なくはないだろうと思い、こちらのページにも書いた次第。

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